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ドバイ不動産2026年1月更新読了時間: 12分

EXPO City投資物件徹底比較【2026年版】|ドバイ万博跡地の投資機会を完全解説

2020年ドバイ万博の跡地を活用したEXPO Cityは、ドバイの新たな都市開発プロジェクトとして注目を集めています。本記事では、2026年時点での最新情報をもとに、EXPO Cityの投資物件を徹底比較し、投資機会を詳しく解説します。

Expo City Dubai開発エリア

Expo City Dubaiとは

Expo City Dubaiは、2021-2022年に開催されたExpo 2020 Dubai(万国博覧会)の会場を再開発した、ドバイの次世代都市開発プロジェクトです。単なるマスタープランではなく、政府主導で「Dubai Southの首都」「ドバイの次の都市中心地」として位置づけられています。

ドバイの不動産市場では、各成長サイクルごとに新しい都市中心地が誕生してきました。2000年代にはDubai Marina、2010年代にはDowntown Dubaiが発展し、人口密度が高まる前に投資した人々が大きな利益を得ています。Expo Cityは、2020年代から2030年代にかけて発展する次の中心地として、政府が全面的にバックアップしています。

Expo City Dubaiの基本情報

  • 総投資額:450億ディルハム(約1.8兆円)
  • 投資主体:ドバイ政府
  • 開発面積:約438ヘクタール(東京ドーム約94個分)
  • 計画人口:居住者35,000人、就業者40,000人
  • ステータス:ビジネスフリーゾーン指定

Expo Cityの立地とアクセス

Dubai Southの中心に位置

Expo Cityは、ドバイの新開発エリア「Dubai South」の最も中心的な位置にあります。Dubai Southは、ドバイの南部に広がる広大な開発地域で、以下のエリアを含みます。

Dubai South エリアマップ - Expo Cityの位置
  • Expo City Dubai(都市中心地)
  • Dubai South Residential District(住宅地区)
  • Emaar South(Emaarの開発エリア)
  • Al Maktoum International Airport(新国際空港)

なぜSheikh Zayed Road沿いでないのか

多くの人が「Expo CityはSheikh Zayed Road沿いにないため、中心地になり得ない」と考えます。しかし、これには明確な理由があります。

ドバイの南西部には、Jebel Ali港とJebel Ali工業地域があり、これらは卸売、小売、貿易を担当し、ドバイ経済の26%を占める重要な経済拠点です。この地域は移転することがないため、Sheikh Zayed Road沿いに新たな都市中心地を作ることはできません。

したがって、次の都市中心地の最適な立地は、Dubai Southの中心部、つまりExpo Cityがある場所となるのです。

Al Maktoum International Airportとの関係

Expo Cityから数キロの位置にあるAl Maktoum International Airport(DWC)は、2032年までに現在のDubai International Airport(DXB)のすべての運営を引き継ぐ予定です。最終的には世界最大の空港となり、年間旅客数1億6,000万人を処理する能力を持ちます。

この空港の存在は、Expo Cityの経済成長の大きな原動力となります。空港関連の雇用、ビジネス需要、観光客の流入により、Expo Cityの不動産需要は継続的に高まると予想されています。

政府投資450億ディルハムの内訳

Expo Cityへの政府投資は、3つのフェーズに分かれています。この巨額投資は、投資家にとって大きなメリットをもたらします。

1フェーズ1: Expo 2020会場建設(250億ディルハム)

2020年の万国博覧会開催のために、ドバイ政府は250億ディルハムを投資し、わずか6か月のイベントのために完全な都市を建設しました。

  • 世界最大級の展示会場
  • Al Wasl Dome(世界最大の没入型ドーム)
  • 各国パビリオン(192カ国)
  • インフラ(道路、地下鉄、電力、水道)
  • 商業施設と公共スペース

2フェーズ2: 都市再開発(100億ディルハム)

Expo 2020終了後、政府はさらに100億ディルハムを投資し、Expo会場を恒久的な都市として再開発しています。

  • 住宅地区の整備
  • 商業施設の拡充
  • 学校、病院、公共施設の建設
  • グリーンスペースの拡大

3フェーズ3: 展示センター拡張(100億ディルハム)

さらに100億ディルハムが、展示センターの拡張に投資されます。この展示センターは、現在ダウンタウンのTrade Centre近くにあるドバイの既存展示センターを置き換え、中東最大の展示会場となります。

年間600以上の国際イベントがExpo Cityで開催される予定で、これにより大量のビジネス客と観光客が流入します。

投資家にとっての意味

政府がこれほどの資金を投入しているということは、Expo Cityでの不動産購入において、購入価格がコミュニティ開発費用に使われないという大きなメリットがあります。通常、Dubai Creek HarbourやDubai Hillsなどの民間開発プロジェクトでは、購入価格の一部がコミュニティの建設費用に充てられます。しかし、Expo Cityでは政府が全額負担しているため、購入者は純粋に不動産の価値に対して支払うことになります。

主要施設とランドマーク

Al Wasl Dome(アル・ワスル・ドーム)

Expo Cityの象徴的な施設であるAl Wasl Domeは、世界最大の没入型ドームです。直径130メートル、高さ67.5メートルのこの建造物は、すでにColdplayのコンサートなど大規模イベントの会場として使用されています。

Al Wasl Dome - 世界最大の没入型ドーム

展示センター

中東最大となる展示センターは、135,000平方メートルのグレードAオフィススペースを含み、年間600以上の国際イベントを開催します。これにより、MICE(会議、インセンティブ旅行、会議、展示会)産業の中心地としての地位を確立します。

Expo Mall

Emaarが建設・運営するExpo Mallは、2026年に開業予定です。地域住民と訪問者のための主要なショッピング・娯楽施設となります。

Expo Forest(自然保護区)

300万平方フィート(約27万平方メートル)の自然保護区が整備され、住民に緑豊かな環境を提供します。

Expo Forest - 自然保護区

教育・医療施設

  • 国際学校
  • 総合病院
  • University of Wollongong Dubai(オーストラリアパビリオンを転用)

主要パビリオンの再利用

Expo 2020で建設された各国パビリオンの多くは保存され、新しい用途に転用されています。

Expo 2020 パビリオン群
  • UAE Pavilion:UAE文化の展示施設
  • Saudi Pavilion:ビジネス・文化交流施設
  • China Pavilion:UAE-中国ビジネス関係施設
  • Finland Pavilion:FinGulf LLCオフィス
  • Australia Pavilion:University of Wollongong本部
  • Terra Pavilion:500ディルハム紙幣に印刷された象徴的建築物

投資可能な物件と開発業者

Expo Cityで現在投資できる住宅プロジェクトは、政府系または半政府系の開発業者のみが手がけています。これは品質と信頼性の保証となります。

開発業者

1. Emaar Properties(半政府系)

ドバイ最大の不動産開発会社で、Burj KhalifaやDubai Mallを手がけた実績があります。Expo Cityでは住宅タワーや中層レジデンス、商業施設などを開発しています。

Emaarの開発プロジェクト

  • Terra Heights:4棟の住宅タワー(2024年ローンチ、一部完売)
  • Terra Gardens:9棟、各12階建ての中層レジデンス(2025年ローンチ)
  • Expo Mall:商業施設(2026年開業予定)

2. Expo City Dubai(100%政府系)

政府が直接運営する開発会社で、Expo Cityの住宅プロジェクトを手がけています。展示会場近くの住宅アパートや高級ヴィラなど、多様な物件タイプを提供しています。

Expo City Dubaiの開発プロジェクト

  • Mangrove Residences:発売済み・完売
  • Sky Residences:発売済み・完売
  • Sidr Residences:発売済み・完売
  • Al Waha 1 & Al Waha 2:展示会場近くの住宅アパート
  • Expo Views:最新プロジェクト、Danaタワーを含む複数棟
  • Expo Valley:高級ヴィラとタウンハウス(完売、再販価格450〜500万ディルハム)

未発表プロジェクト

  • Terra Building:Expo City最高層ビル(詳細未発表)
  • Expo Hills:タウンハウスと低層アパート(未発表)
  • その他、商業、ホテル、サービスアパートメント

価格帯と利回り

現在のExpo Cityの不動産価格は、ドバイの他の確立されたエリアと比較して30〜50%低い水準にあります。これは開発初期段階のためで、過去のJBR、Downtown、Marinaでも同様のパターンが見られました。

参考価格(2026年1月時点)

  • 1ベッドルームアパート160万ディルハム〜(約6,400万円〜)
    平方フィート単価:2,200ディルハム〜
  • タウンハウス(再販)450〜500万ディルハム(約1.8〜2億円)
    ※物件タイプやサイズにより価格は変動します

賃貸利回りは、人口密度が高まるにつれて上昇すると予想されています。開発初期段階の今が、最も魅力的な投資タイミングと言えるでしょう。

なぜ今Expo Cityに投資すべきなのか

1. 世界クラスのインフラ

Expo City Dubai住宅プロジェクトは、単なる不動産開発ではなく、ドバイの未来を形作る戦略的投資機会です。以下の5つの理由が、この投資の魅力を物語っています。

2. 政府主導の開発

Expo 2020のレガシーとして、最先端の交通網、商業施設、文化施設が整備されています。メトロ駅直結のアクセスと、438ヘクタールの広大な開発エリアは、長期的な価値上昇を保証します。

3. 早期投資の優位性

開発初期段階での投資は、完成後の大幅な価値上昇が期待できます。Dubai Marinaなど過去の成功事例では、開発初期の投資家が200-300%のリターンを実現しています。

4. 持続可能な都市設計

環境に配慮した設計と最新のスマートシティ技術により、将来にわたって高い居住価値を維持します。グリーンビルディング認証取得物件は、長期的な資産価値の保全に貢献します。

専門家のアドバイス

Expo City Dubaiは、ドバイ政府が全面的にバックアップする次世代都市開発プロジェクトです。450億ディルハムという巨額投資、Al Maktoum空港との近接性、ビジネスフリーゾーン指定など、長期的な成長を支える要素が揃っています。開発初期段階の今が、最も魅力的な投資タイミングと言えるでしょう。私たちは現地の最新情報をもとに、あなたに最適な物件をご提案いたします。

まとめ

Expo City Dubaiは、ドバイの次世代都市中心地として急成長中のエリアです。政府の450億ディルハム投資、Al Maktoum空港との近接性、ビジネスフリーゾーン指定など、長期的な成長を支える要素が揃っています。

現在の価格は確立されたエリアと比較して30〜50%低く、開発初期段階の今が最も魅力的な投資タイミングです。政府系・半政府系開発業者による高品質な物件が揃っており、投資目的に応じて選択できます。

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